LPGAの出場優先順位とリシャッフル!日本選手を中心に解説

山を背にしたゴルフ場のグリーン 女子プロゴルフ
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アメリカ女子プロゴルフツアー(LPGA)の2025年シーズンもいよいよ開幕。今年も日本選手が新たに5名加わり総勢13名、ますます目が離せなくなりました。そこで気になるのが新規加入選手の出場可能試合。シーズン初めの出場優先順位や途中実施されるリシャッフルを説明します。

USLPGAの出場優先リストとリシャッフル

USLPGAのリシャッフルは例年5月と7月の2回、CMEポイントを基に行われます。日本と違いシード選手も含めたポイントで争われ、ランキング80位がボーダーライン。1回目のリシャッフルでCMEポイント80位以内に入れれば、2回目のリシャッフルまでの優先順位が格段に上がります。

CMEポイントとは

USLPGAの各試合ごとに順位に応じて与えられるポイントがCMEポイントです。配分方法に違いはありますが、日本のLPGAで採用されているメルセデスポイントとほぼ同じシステムです。通常試合の1位には500ポイントが与えられ、2位320ポイント、3位230ポイント、10位75、20位45、50位7.5ポイントとなり、メジャーは30%増しになります。

このポイントを基に出場優先リストやリシャッフルが作成されています。シーズン前に作成されるLPGAのPriority List(優先リスト)は前年度のCMEポイント基に作成され、上位80位までがシード選手として、年間優先順位の上位のポジションを確保します。

リシャッフルには当該年度のCMEポイントが採用されます。シード選手も含めた全体のシーズンCMEランキングで比較され、上位80位に入れると出場優先リストで上位のカテゴリーにランクアップできるシステムです。

それでは、USLPGAの優先リストを見ておきましょう。優先リストカテゴリーは20項目ありますが、リシャッフルの対象になるのは、カテゴリー9以降の選手たち。日本選手ではQシリーズを突破して新規参戦の山下美夢有、岩井千怜、岩井明愛、馬場咲希に吉田優利も対象です。

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LPGAのPriority List(優先リスト)

シード選手 

1. 2024年CME GLOBE ポイント80位までのメンバーと医療、産休、家族休暇などの適用者。

2025年はポイント80位までの選手と休暇適用者合わせて93名がリストアップされています。休暇適用者が復帰するため優先順位はポイント順位と同じにはなりませんが、ほぼ同じ順位でランキングされます。

日本選手ではCME GLOBE ポイント6位古江彩佳、9位西郷真央、19位笹生優花30位畑岡奈紗、が同ランクで、64位渋野日向子が73位、69位の西村優菜が80位、78位の勝みなみが90位でランキングされています。

2. キャリアマネートップ20

生涯獲得賞金額上位20位までの選手で、希望した者。
ここにはステーシー・ルイスが94位、ポーラ・クリーマーが95位、ハー・ミジョンが96位でランキング。

3. 過去5シーズンのメジャー優勝者

ここには昨シーズンCME GLOBE ポイント128位でシードを落とした韓国のチョン・インジやイ・ジョンウン6など97位~100位までの4名がランキングされています。

4. 過去2シーズンの優勝者

ここには昨シーズンCME GLOBE ポイント83位でトップ80を逃がしたシャイアン・ナイトなど2名が、101位~102位でランキングされています。

5. 過去3シーズンで同一シーズン複数回の優勝
6. 過去4シーズンで同一シーズン3回以上優勝

5.6のカテゴリーに登録者はありませんでした。


7. 2023年または2024年シーズンに非会員で優勝して、会員登録をした選手

ここには2024年「TOTO ジャパンクラシック」で優勝の竹田麗央ランキング。優先順位103位です。

8. カテゴリー9以降の選手で1回目のリシャッフル対象試合後のCME GLOBE ポイント80位までの選手

このカテゴリーは1回目のリシャッフル後に有効になります。これまでのカテゴリーから大幅なランキングアップになるため、1回目のリシャッフルまでにCME GLOBE ポイント80位以内に入ることが最初の目標。ここに入るとほとんどの試合に出場できます。1回目、2回目それぞれのリシャッフルで更新されます。

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リシャッフル対象選手

ここからは準シード扱いリシャッフル対象カテゴリーです。

9. 2024年EPSONツアー賞金ランキングトップ10の選手

104位~115位までの12名がランキングされています。2024年シーズン 谷田侑里香、馬場咲希、長野未祈がこのカテゴリー目指してエプソンツアーに参戦するも昇進かないませんでした。

10. 2024年シーズン非会員で獲得したポイントがCME GLOBE ポイント60位相当以上の選手

ただし、ポイント獲得試合は予選カットのある大会に限り、2025年は会員になっている必要があります。
このカテゴリーの該当者はありませんでした。

11. 2024年シーズンCME GLOBE ポイント81位~100位までのメンバー

144名の大会が多いので、人数が制限されるアジア開催以外はほとんどの試合に参戦できます。
昨シーズン80位以内に入れなくても他カテゴリーの資格を持つ選手もいて、116位~131位までの16名がランキングされています。

12. キャリアマネートップ40

生涯獲得賞金額上位40位までの選手で、希望した者。
このカテゴリーは韓国のキム・ウンヒが138位、オランダのダニエル・カンが139位でランキングされています。

13. LEAP(LPGA Elite Amateur Pathway)

2025年よりエリートアマチュアのために新設されたカテゴリーです。指定の期間までに規定ポイントを獲得して、他の要件も満たせば本人の希望で優先順位が与えられます。

14.リシャッフル後のCME GLOBE ポイント81位以下でポイントを獲得した対象者

リシャッフル後に有効になるカテゴリー。ここは、リシャッフルCME GLOBE ポイント80位に入れなかったカテゴリー14以降の選手がポイント順にランキングされます。

15. 2024年Qシリーズトップ25

2024年のQシリーズ1位が全体順位140位です。140位~164位までの25名がランキングされており、Qスクールトップ通過の山下美夢有が140位、岩井千怜141位、岩井明愛144位、吉田優利147位、馬場咲希163位にランキングされています。

16. 2024年シーズンCME GLOBE ポイント101位~125位までのメンバー&EPSONツアー11位~15位

ここには165位~182位までの18名がランキングされています。稲見萌寧が169位にランキングされていますが、LPGAからは撤退を表明しました。

17. 過去21シーズン以内のメンバーとしてのトーナメント優勝者

183位アニカ・ソレンスタム 、184位カリー・ウェッブ、196位宮里藍などそうそうたる名前が並んでいます。
ランキング183位~246位までの64名が登録されています。

18. 過去22シーズン以前のトーナメント優勝者

259位~366位までの108名がランキングされています。

19. 2023年シーズンCME GLOBE ポイント126位~150位までのメンバー

367位~379位の13名がランキングされています。

20.Class A

ここまでに入らなかった会員のみなさん。380位~556位がランキングされています。上原彩子は392位です。

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リシャッフル対象者の出場可能状況は

アメリカツアーの出場総数は144名の大会が多く、そのうちの4枠は主催者推薦や予選会による出場者のために空けています。したがって実質140名がPriority Listからの出場です。

2025シーズン初めのLPGAスケジュール

開催初日トーナメント名開催地出場人数
1月30Hilton Grand Vacations Tournamentオーランド優勝者のみ
2月6日
Founders Cup presented

by U.S. Virgin Islands
フロリダ120
2月20日Honda LPGA Thailandタイ72
2月27日HSBC Women’s World Championshipシンガポール66
世界ランキング併用
3月6日Blue Bay LPGA中国108
3月27日Ford Championship
presented by Wild Horse Pass 
アリゾナ144
4月2日T-Mobile Match Play
presented by MGM Rewards
ラスベガス64
4月17日JM Eagle LA Championship
presented by Plastpro
カリフォルニア144
4月24日The Chevron Championship テキサスメジャー
5月1日Black Desert Championshipユタ144
1回目の
リシャッフル
5月8日Mizuho Americas Openニュージャージー120

2025年シーズンは、1月30日が初日。過去2年の優勝者が出場できる「Hilton Grand Vacations Tournament」で開幕します。ここには古江彩佳、笹生優花竹田 麗央稲見萌寧がエントリー済み。他の日本選手には出場権がありません。

翌週の「LPGA Drive On Championship」は120人大会で、出場の可能性はあるものの微妙なところ。

2月と3月中旬までは出場数が限定されるアジアシリーズが続き、出場は厳しそう。ただ、2月27日開幕の「HSBC Women’s World Championship」は世界ランキング併用のためトップランカーは出場できそうです。

後は推薦出場の方法もありますが、推薦ではポイントにならないため、3月20日初日の「Seri Pak LA Open」に照準を合わせた方がよさそうです。

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JLPGAリランキングとUSLPGAリシャッフルの違い

JLPGAが運用しているメルセデスランキングもLPGAが採用しているCME GLOBE ポイントもシード選手、リランキングまたはリシャッフル対象者を含めてのランキングシステムです。

違う点といえば、リランキングがリランキング対象者のみで行われるのに対して、リシャッフルはシード選手も合わせたランキングが対象になります。CME GLOBE ポイント80位に入れなければカテゴリーは上がらず、優先順位はさらに後退するのです。

リランキングにしろリシャッフルにしろ、失敗すれば職場を失う可能性も。厳しい世界であることに変わりはありません。

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